PIAJについて

設立の背景

世界の物流・サプライチェーンは大きな転換点を迎えています。物流を通信プロトコル(パケット交換)のように捉え、オープンかつ標準化された共同配送ネットワークを構築する「フィジカルインターネット(Physical Internet: PI)」は、持続可能な社会を実現する鍵として期待されています。欧米では産官学連携の大規模コンソーシアムが組織され、多くの学術的成果と社会実装が報告されています。

日本における現状と課題

わが国は「物流2024年問題」に直面し、政府の「フィジカルインターネット・ロードマップ」が策定されるなど実務面の関心は急速に高まっています。一方で、その根幹を支える基礎研究の蓄積は欧米に比して後位にあります。日本の商慣習、多頻度小口配送、災害リスクへの耐性、高度な自動化を融合した「日本型フィジカルインターネット」の理論体系の確立が求められています。

目的

  • 学術的基盤の確立:配送最適化、需要予測、標準化容器の設計、インセンティブ設計などの理論研究
  • 産官学のハブ機能:実務の課題を研究テーマへ、研究成果を社会へ
  • 若手研究者の育成:国際基準で議論できる場の創出
  • 国際連携の強化:日本の知見の発信と国際標準化のリード

発起人

運営体制

2026年10月8日の第1回総会で承認された役員です(任期:2029年3月31日まで)。

役職氏名所属
共同代表(Co-Chair)・理事大森 峻一早稲田大学 教授|大森研究室
共同代表(Co-Chair)・理事森 隆行流通科学大学 名誉教授|個人サイト|YouTube「Mori Log」
理事川崎 智也東京大学 准教授|川崎研究室
事務局長(Secretary General)・理事田中 康仁大阪商業大学 教授|教員紹介
理事佐藤 健次株式会社HACOBU
理事武田 一哉Ryomaサプライチェーンパートナーズ株式会社
監事西田 健太全国軽貨物協会

特別顧問

Eric Ballot 教授(パリ国立高等鉱業学校 / Mines Paris – PSL)。国際的な知見からPIAJへ戦略的助言をいただき、日本のPI研究を世界水準へと引き上げ、国際標準との同期を確実にする役割を担っていただきます。

後援

一般社団法人フィジカルインターネットセンター(JPIC)

規約

本会の規約(2026年10月8日施行)は 規約のページ でご覧いただけます。